石灰屋 -ISHIBAIYA-

こんにちは。生活感のあるものを探してうろうろしています。

故郷の初夏にはバラが咲いていた

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爽、もし自分に子供でもいたら

このくらい潔い名前をつけたい。


バス停を目指し、いつもとは違った道を歩いていると、バラが咲いていた。


通勤で歩いているところと、一本隔てただけのところがバラ園なのは知っていたが、時折通っても時期が悪く茶褐色の色ばかりだった。


或いはジョギングの途中で楽しむ事もなく走り去っていた。


きっと毎年春と秋には花を咲かせていたのだろうと思うと感慨深い。


生まれ故郷は大学で離れて以来ずっと疎ましく思っていたので。