石灰屋 -ISHIBAIYA-

こんにちは。生活感のあるものを探してうろうろしています。

休みの日にはコーヒー豆を求めて

 数日前にコーヒー豆がなくなってしまい、仕事中はオフィスにあるタリーズで買うか、ドトールの缶コーヒーを飲むしかない日が続いてしょんぼりしていました。

 

 今年に入ってからコーヒーを豆から挽くようになったのですが、きっかけは正月休みに兄ファミリーが遊びに来た際、久しぶりにエスプレッソマシーンを使った事でした。3歳になる甥っ子はボタンを押すと大きな音がする事にピン!ときたらしくお得意のワンモアポーズ(人差し指で1をこちらに向け主張)をして何度もボタンを押しました。

 そんなわけで私も飲む事になったのですが、やっぱりマシンで淹れたコーヒーはインスタントとは比べものにならない。後日速スーパーで豆を買うとキッチン戸棚に仕舞ってあった手挽きミルを取り出し挽いてみました。このミルは小学生の時に母の誕生日に送ったもので、デパートかどこかで買ったもの。ミルの全面にはHARIOと彫金されていて、ご夫婦?と思われる方がコーヒーをドリップしている様子も併せて描かれています。

 

 完全にヨーロピアンと思いながらも検索してみると

www.hario.com

思いっきり日本橋にある会社でした。

 

 もちろん挽きたてがおいしいというのものありますが、豆の質が挽きながら観察できるのと、挽いている音がとても心地よく、疲れて帰ってきても夜挽いて淹れたコーヒーが疲れを癒してくれます。

 

 一度挽き始めると欲が出てきて、よりおいしい豆がいいなと思うようになります。そんなわけで今日はお散歩を兼ねて近場にないかと探してみると、ありました素敵なお店が。GOLPIE COFFEE(ゴルピーコーヒー)

 

 早速行ってみると住宅街の中にポツンと現れます。

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 メゾネットのお店です。下の階では大きな釜で豆を焙煎中、上の階で販売をしています。来店するとイートインか購入かを確認されます。連絡先を記入している間に試飲用のコーヒーをドリップしてもらいました。

 

 デミタスカップで提供されたコロンビアコーヒーのスプーンにはひとかけらのチョコが乗せてありました。なんでもバレンタイン限定のチョコで、八事にあるパティスリーヴィヴィエンヌさんが作っている「まめチョコ」だそうです。

jouhou.nagoya

 最初にコーヒーだけを飲んでみると生まれて初めて飲む酸っぱさに目が覚めました。こ、これは。。。!と思ったのですがチョコレートを食べてからもう一度口にすると不思議と酸味が消えてとても美味しく感じます。

 

?????

 

 これまでチョコはチョコ、コーヒーはコーヒーで考えてきたのですが本当にびっくりしました。以前コース料理の試食会で大豆ソースで鯛のお刺身を食べた際、合わせて八兵衛の日本酒を飲んだ時のような感覚でした。ワインにめっぽう疎いのでマリアージュという洒落たものを感じたことはないのですがきっとそれに近いと思います。

 

 試飲と同じものにしようかなとも思ったのですが、仕事場に水筒で持っていくコーヒーなのでもう少し飲みやすいブレンドのものにしました。陳列も深みのあるものからライトなものと順番に並んでいるので初めて行った人でも選びやすくなっています。そして店員のお姉さんがとても親切で丁寧に教えてくださいました。

 

 家に帰ると早速豆を挽いてドリップ。豆が煎りたてなのか少し緑っぽい色が残っているみたい。そしてスーパーで購入したものに比べて艶がないので油がでていないのかな?と思いました。

 

 本日はバレンタインですが、先日デパートのバレンタイン特設会場を通りかかった際、大変な人でなんだかうんざりしてしまったのですが、今年はコーヒーと合わせてひとかけらのチョコレートというセレクトも甘すぎず男性には嬉しいかもしれません。