古民家カフェに行きました(常滑編)
今日は古民家カフェに行くつもりではなかったんです。
INAXライブミュージアムに行きたくて常滑に行ったのですが
なんと、雪のため臨時休業。。。
駅からバスが出ているのですが、いつもヴァナキュラー(その土地ないしは、その集団ごとの暮らしに根ざした固有の領域)を知りたくて、30分とか1時間ぐらいなら歩いて行きます。
駅から5分ほど歩いた所に巨大な招き猫が登場
とこにゃんと言って常滑市のマスコットなんだそうです、正面まで来ると
ジャーン!お、おおきいですね。
直進後、陶磁器会館前を右に曲がるとni:noというお店が見えてきます。
結構大きなお店ですよ。
常滑焼ギャラリー部屋と雑貨屋さん部屋があり、
2階がカフェになっています。
常滑焼は昔ながらのものからちょっとモダンなものまで沢山ありました。特に気になったのがグレーの土色に金色のボーダー模様が入った小皿。縄で凹凸がついています。元々pale toneが好きなのもありますが、紅白ナマスを入れるとバチっと色が冴えるなぁと思いながらも買おうかどうしようかもじもじした結果、今回はよしておこうと断念。
気をとり直して2階のカフェに行きました。
凄く素敵な感じ。
どこで揃えたんでしょうこの机と椅子。
桐箪笥?は最上段を外してソルトアンドペッパー入れ。
小物もとにかくかわいい。
子供椅子ももちろんあります。更に窓は隣の家から見えないように一番上だけ
透過硝子。二段目より下は磨り硝子という、建築当時からの心配りかしら。
写真が下手でうまく撮れていません。。。是非肉眼でご確認を。。。
ブリキ棚の上には常滑焼の招き猫が
引いてみます。
籠やバスケット、照明までとても素敵。カーテンは布を切って纏めただけのもの。決して高級ではないけれど、凄く居心地のいい空間です。オルゴール風の音楽が優しく流れています。
メニューも手作り。
フォンダンショコラは常滑焼の器ごと焼いているそうで、暑いから器は触らないようにとのこと。木苺のソースがマッチして凄くおいしい‼️フォンダンショコラってスポンジがもさもさしているイメージですが、大げさに言うとメレンゲを焼いたようなサクサク感があって、しっとりサクサクで初の食感でした。大感激。
外ではまだ雪がちらついていて時折木枠のサッシがカタカタ音を立てます。
コースターも手編みのお花柄。
本当に寒い日だったので遠くまで行った甲斐がありました。
焼き物の力を感じる1日でした。
ni:no