古民家カフェに行きました(印場編)
一昨日から急に寒くなりました。今日は尾張旭にあるカフェに行ってみました。
栄から名鉄瀬戸線で15分くらい、降りてから更に15分くらい歩くとぎゃらりぃかふぇ華野さんにたどり着きます。エントランスには手入れされた椿が咲いていて、出迎えられているようでした。(写真には写っていないですが。。。)
お庭からみたところ!
オーナーは築70年以上経つ古民家を残したくてカフェを始められたそうです。正面にはぎゃらりぃが温室のようにあります。直角に曲がるといよいよお店の中です。
ギャラリー和です
入り口です 万両?かなぁ??赤い実がお正月らしさを演出しています.
引き戸の建て付けがもの凄くよかったものですから、ちょっとの力でびゅーんと開いてしまい慌てて扉を押さえながら一人であたふた。はんなりしたお姉さん店員さんからお茶かお食事かを聞かれ、お食事と答えたところ座敷にご案内していただきました。
(多分お皿が大きいから広いところなのかなと思いつつ靴を脱いで畳に上がりますと!
土間がさすが古民家、とっても広いのです.しっかり見れませんでしたが食器棚の中には素敵なグラスなど.
なんと着座式のlowカウンターが吐き出し窓の前にずらっと敷き詰めてありました。
本当はカウンターのように4つ机を置いているわけです。
lowカウンター. おしぼりは手ぬぐいです.
メニューがないのかな?と思っているとデザートが黒蜜か抹茶か、コーヒーか紅茶か選べるとのことでした。ここでやっとお食事はお任せ1種類だと気付きました。
カウンター越しに見えるアトリエはサウンドオブミュージックの映画に出てくる隠れ家のようだなと思いつつ.
ランチなのにこの豪華さは一体どういうこと !
お料理は手前の金色の器から順に
■蓮の大根おろし和え
■水菜?モチナ?
■黒豆と卵焼き、ごぼうの煮付けに生麩
奥のお膳は
■小豆ごはん
■京風おしるこ(白味噌で角切りのお餅と柚子の皮が入っていました)
■白菜のお新香
■ずんだの上にづけまぐろ
茶碗蒸しの器
■マッシュポテト豚の角煮乗せ?
デザートは
■抹茶味の葛菓子(たぶん。。。)
※抹茶は一保堂茶舗産だそうです、確かに苦みがほとんどなかったです。
食後のコーヒー
美味しかったです。
※器はロイヤルコペンハーゲンでした。
食べながらアトリエに入っていかれる方を見ていると、扉の開け方にたまげました。左右の吊り元を軸に開くのではなく、上下で固定されていると見えて縦ルーバーのように開きました。きっと建具やさんに作ってもらったのではないでしょうか。帰る際に伺ったところ、あいていればギャラリーでも自由にお茶が飲めるそうです。
オーナーがこのお屋敷をとても大切にされているのを感じました。
床の間には水仙と掛け軸。食器は香蘭社のものもあり、きっと持ち主の方が来客時に用意していたものをそのまま使い続けているように思いました。
お正月用の掛け軸も.
帰りがけにはとっても感じのいい奥さんからご挨拶もいただいて大満足で帰りました。テラス席は春になったら桜で綺麗なんだろうなぁ。今度は母親を連れて行こうと思います。