古民家カフェに行きました（八田編）

　本日で正月休みも最終日。思えばDIYと大掃除に明け暮れた年末年始、最後にどこかに行きたいなというわけで八田にある立派な古民家カフェを発見しました。

 　住宅街にあるので狙って行かないと通り過ぎてしまいます。門構えが立派で、入るのにドキドキしました。室内には忍者のような風貌の優しい店員さん。丁寧にご案内していただきました。

　８畳二間と奥にも一部屋ある座敷、駆け込み天井の下はフローリングのため椅子席でした。よく洋風の喫茶店でベビーカーが通路を塞いで子供が大泣きしている事がありますが、お座敷なので小さな子も快適なようでした。

 　建具は160cmくらいと小柄、立派な欄間もありました。床にはルーブル美術館にも展示されているという作家さんの鞄やガラスオブジェがディスプレイされていました。個人的にはハレの空間である床に生活感のあるものが置いてある事が斬新でした。

　お店の方が全国からこだわりを持って集められたというフルーツジュースに後ろ髪を引かれつつも完成まで８年を要したというチーズケーキを頂く事にしました。

新鮮な卵の風味が口いっぱいに広がります。チーズだけれどプリンのような優しい味です。下のクッキー部分もおいしくて所々に胡桃？のような香ばしい香りがしました。コーヒーは深煎りコーヒーをお願いしました。濃いかなぁと思っていましたがすっきりとした飲み心地でコロンビア、エチオピア、東ティモールの豆だそうです。器が超個性的。

 　昔小学校にあったこのタイプの鍵、大抵メーカー名が彫られているのですがつるんとしていて綺麗だから思わずパチリ。

食べ終わった頃に団体さんが新年のご挨拶でいらっしゃって一気に賑やかな雰囲気に。メニューの後方にはバルーンアートや機織り体験、ヨガなどの紹介DMがありました。ここを拠点に活動されているアーティストの方も多いみたいでした。割と頻繁にイベントをされているみたいなので、静かにしっとり過ごしたい時は事前にfacebookをチェックしてからの方がいいかもしれません。写真の手洗い場はすごく雰囲気がよかったです。