年末のこと、旧古河庭園に行きました
年末東京に出張がありまして、1泊のところどうしても会いたい知人のため翌日を休みにして2泊することに。全ての用事を済ませて帰るまで少し時間があったので旧古河庭園に行きました。作はかの有名な英国人ジョサイアコンドルで敷地内に洋館・洋風庭園・和風庭園があります。日本庭園については京都の庭師植治小川治兵衛さんの作だそうですが、元来庭が好きな私はコインロッカーに仕事の大荷物を放り込みいざ出発。
邸宅内は予約制だそうでこの日は見れませんでした。残念。
外観はこんな感じ。
ヴェルサイユ宮殿の外にあったお庭を思い出します。フランスよりは高低差があるから
池がここからでは見えないけれど。。。
庭園はシンメトリーです。撮影角度が悪くてよくわからないと思いますが。。。
散策すると美しい紅葉が。
高低差を生かした大滝は小川治兵衛さんの力作 !!
小雨が降ってきました。水面を打つ音がとても心地いいです。
和洋庭園なんてなんだかステーキとお寿司をいっぺんに食べるみたいでお腹壊しちゃいそうと思っていましたが、予想以上に大感激してしまいました。春には一本一本異なる種類の薔薇が咲くそうで、なんて素晴らしいところなんでしょう。
学生の頃授業でプリミティヴィスムについて習ったことを思い出しました。19世紀の画家が旅先で土着の文化を旅人が自身のバックグラウンドを携えたまま描くというものですが、まるで一枚の絵が広大な土地の中で表現され、且つそこに絶え間無く流れる時間があるという贅沢なゾーンでした。